この夏は、歯列の隙間を閉じた場合、さらに良い発音(特に摩擦音)になるのではと考え
下の乱杭歯①①②を調整しました。

結果的に、私のような乱杭歯の場合、歯列は徐々に移動させる方法が一番良いと考えます。
以下のような問題が生じました。
・噛み合わせの変化
・下歯が埋まったことによる、下アゴの動かしにくさ
・今までの歯列で滑舌が完成していた場合、新しい調音点での訓練が必要
私はストレートネックであり、発音上、乱杭歯は理にかなっていたのかもしれません。
歯科医の友人に相談したところ、噛み合わせの急な変化により体調を崩したのでは?
とアドバイスを頂き、歯を大切にしなさいとのお叱りも頂きました。
とても落ち込んでいたのですが、
一昨日、歯列を乱杭歯に戻して頂きましたのでご報告いたします。

結果、発音がクリアに戻り、噛み合わせもよく、体調良好です。
綺麗な円を描き始めた舌の形も徐々に乱杭歯にフィットしてきています。
※舌の形の変化は、衝撃でした。
経験したうえで判ったことは、歯列の変化は少なくとも滑舌に影響を与えます。
オープンバイトでのサ行、反対咬合のラ行などで矯正を視野に入れている声優志望のかたは
出来る限り舌や口周りの筋肉を鍛える方法でトレーニングし、
それでも厳しい場合にかぎり一般歯科にて相談するのも手かもしれません。
※矯正により調音点も変化する為、自然に発音できたものが言い辛くなる可能性はあります。

生徒さんから、オリジナルブレンドのマッサージオイルを頂きました。
癒しの効果がある組み合わせのようです。
生徒さん達には心配をおかけしてしまい、大変申し訳ございません。
考えてくださったこと、心から感謝申し上げます。
今週の授業内容です。
マンツーマンレッスン
【ベーシック】美声ヨガ1コマ
【ベーシック】医療スポーツ関連、登壇用トレーニング2コマ
【プロクラス前期】音飛ばし、感情開放の笑い泣き、滑舌実践、滑舌理論タ行
【プロクラス後期】上級ナレーション、初見ナレーション3点、オーディションの点数方式、初見ナレーション表現

心のブレーキを開放すると感情のスイッチをコントロールしやすくなり
リアルな演技に繋がります。
滑舌は気合いを入れた際のアタックの強さが気になっていましたが(破裂音)
新春シャンソンショウなど摩擦音には気合いが良い音に結びつきましたね!
引き続き、破裂音は優しく、摩擦音は呼気圧強めでいきましょう!

はじめは感情を乗せると甘くなりやすいです。
しかし、甘くなるほどに感情を乗せることが出来ている、とも捉えられます。
ここの改善は、やはり滑舌の地盤を強固にすることです。
感情を乗せても、言葉が自然に揺らいでも、たとえ小さい音でも
明瞭に発音できるようになります。引き続き頑張りましょう!

不思議なもので、感情の壁は年齢と共に固くなっていくのですが
さらに年齢を重ねると、柔らかくなり涙もろくもなります。
笑い、泣き、怒り、など得意な壁から崩していきましょう。
前へ飛ばす為の腹部プッシュアップ、できれば毎日続けましょう。
鉄棒などに腹部(前回押した部分)を当てながら発声も、かなり効果的です。
引き続き頑張りましょう!
後期生徒さんからいただきました感想です。

全体的に発声が良く、初見①より初見②、初見③と進むたびに
原稿に合わせたキャラクターでナレーションができていました。
滑舌やテクニックに関しても同様です。
だんだんと、いい部分が見えるようになってきました。
安定感が来るように、引き続き頑張りましょう!テクニックを重要視しましょう。
【プロクラス生徒さん達へお知らせ】
顔出しあり声優オーディションのフライヤーを頂いてきましたので、
ご希望の方はお申し出ください。授業後にお渡しいたします。

ベーシック生徒さんから誕生日プレゼントを頂きました。
ありがとうございます!香りにとても癒されます・・

ベーシック生徒さんから、お土産を頂きました。
お心遣いありがとうございます。もみじ饅頭を頂きながらブログを書いております。
とてもおいしいです!
それでは、今週も頑張りましょう!