いよいよ、プロクラス後期はテクニックを多用するナレーションの授業に入りました。

「来週から難しい題材やりますよ~!」との言葉に対し、
「やったー!!」と喜んでくれる生徒さんたちの姿・・。
つい、思い出し笑いしています。

目標があるとモチベーションもあがり成長もしやすい!ということで、
7月に業界の方をお招きして、模擬面接を行う予定です。




今週のプロクラスです。
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優しいキャラクターを演じるときは、時折尖らせるような音をつけると
一気に表情が豊かになります。
また、自分では使わない言葉がある場合(どれどれ、よしよし等)
いつも使っている言葉に一旦置き換えて発音、その呼吸や音に乗せて
セリフを言うと、自然と言葉が乗りやすくなります。
今回も、全体的にいい読解ができていました!
収録頑張ってきてくださいね!
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告白は、ウィスパーボイスと、もじもじする感情の組み合わせによって
とても可愛らしい表現になりました。
ときに間を作り、あとに続く言葉を引き立たせるテクニックも使っていきましょう!
ナレーションは抑揚ポイントを把握したら、自宅で滑らかになるよう何度も読み返してくださいね。
「みると(お)」「角で(え)」などの語尾が少し長いですので、短めにつくってみましょう。
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読解していくなかで、「なぜこういう感情になるんだろう」といい質問をいただきました!
疑問➡解消を繰り返すことで、引き出しも増えていきます。
さまざまな人物像を表現(代弁)していくものにとって、とても大切なことです。
後半のセリフからも感情を読み取っていきましょう。

ナレーションの訛りですが、一回の指摘で仕上げるセンスがありますので
何も問題ないと私は考えています。むしろ、今のうちにたくさん読み、
訛りを見つけて一つずつ解消していきましょう。
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一行に数か所もテクニックを必要とする原稿ですので、
一旦言葉を分割して感情をひとつずつ作り、馴染ませるのも手です。

感情を優先し、次に言葉(音)を乗せ、じょじょに滑らかにしていきます。

告白の題材は、いま作っているキャラクターが乗せられる範囲で
次回、可愛らしさを表現できる箇所を見つけて足していきますね。

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ナレーションは、音が鼻腔に入り込み、音の表情が薄くなっています。
「滑らかさ」を意識しすぎないよう
いったん言葉ひとつひとつ何を言ってるのか確かめて
練習してください。
セリフの表現は得意ですので、きっと乗り越えられるはずです。
頑張っていきましょう!鼻腔に響かせるのは たまににして、
基本の音は前に出していきましょう。

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昨日はバンダイナムコテクニカさんのナレーション撮りでした。
タイムを見ながら、尺に入るよう言葉を入れます。
演出を頂いたら、次のテイクでOKが出るよう調整します。
満足していただけたら、達成感もひとしおです。


ということで・・
ナレーションは相手の意図を的確につかみ、即座に表現できるよう頑張っていきましょう!